時代は流れても
技術は
確実に未来へ
そして今ここに
あるものを
大切に届けます

大塚金具製作所

ご挨拶

創業より当社は、ガマ口金具の製造専門で生産してきました。

ガマ口の文献はあまりなく、その歴史、技術は口伝えのみにより、後世に伝承されてきました。明治生まれの初代は浅草の飾り職人に丁稚奉公へ出たと聞いています。独立して戦前に今の地、向島区吾嬬町東(現在の墨田区立花)でガマ口金具作りを始めたと聞いています。

 この地、東京都墨田区立花はガマ口発祥の地と言われ(諸説あり)、かつては何千軒とガマ口金具工場が有り、毎日の様にトーチの炎で真っ赤に熱せられた金属を叩く金槌の音が其処彼処で聞こえていたそうです。

 当時の口金を見てみると、非常に細やかであり、気の遠くなる様な作業をしていたのだろうと見て取れます。昔は何でも手作業でしたから、何人もの職人達が真鍮や鉄をぶっ叩きワイワイガヤガヤ仕事をしてたと思うと、ロマンを感じずにはいられません。時代が流れ変わっていく中で徐々に、手作業が機械に代わり、私が幼少の頃には、毎日、鉄を曲げるプレス音や正午を報せるサイレンの音が街に響いておりました。今では中国製品におされ近所にあった工場が廃業していき、遂には当社一軒になってしまいました。

 私は、毎日機械の音で五月蝿かったけど、活気があったあの頃にある種の憧れを抱いています。物作りこそが日本を再び活気付かせると信じています。皆が工場で働く事に憧れる、そんな日がくる事を願いながら、今日も、ガッチャン、ガッチャンと機械を動かしながら、トンカチを叩くのです。

この街、東京都墨田区立花、最後に残ったがま口製作所こと大塚金具製作所、ただ一軒、未来永劫に変わらなぬ、がま口の歴史を途絶えさせないよう頑張っていきたいとおもいますので、宜しくお願い致します。

有限会社 大塚金具製作所
代表 大塚 浩平

 

代表挨拶動画:大塚 浩平 – 大塚金具製作所